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【神戸チーム】祝!テーマ決定■神戸のイマとむかし~港町「神戸」はなぜこんなにも栄えたのか~

第4回【神戸チーム】会議議事録

第4回【神戸チーム】会議議事録


◉日時

2024年11月9日(土)19:00-20:30


◉開催方式

オンライン


◉参加者

吉崎先生、かまくら、セイジ、ばちゅこママ、あんとも


◉議題

①テーマ設定

 先日、以下【4案】まで絞ったテーマに関し、メンバーそれぞれが周りの人に

 どのテーマに興味があるか、話を聞いてみたいかヒアリングを実施。

 その結果を踏まえ、吉崎先生にもご意見をいただきながらテーマを決定。

 

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 (1)【海岸線の変遷や遺物の可能性を探る】

   洪水・河川の氾濫により、沿岸地域の海中に遺物が残存している?

 (2)【歴史を紐解く】

   経が島や大輪田泊はなぜ栄えたか?

 (3)【近代を紐解く①】

   神戸開港場の遺構はなぜ発見された?

   他地域の港との比較や埋立手法の謎に迫る

 (4)【近代を紐解く②】

   経済活動で重要な歴史的遺物が消えた?

   沿岸地域の企業所有地において、営利活動と遺産保護の関係に迫る


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 ・「市民目線」でどういうことを本当に知りたいか?最後の結論をどうするかを

  意識するのではなく、その知りたいことを研究するプロセス自体が重要。

  今回、テーマ設定に際してヒアリングを行ったこともプロセスの一つ。

 ・市民目線も意識しつつ、メンバー個人がおもしろいと思えることに取り組みたい。


 →全部調べたらいいのでは?

  ★なぜ神戸がこれだけ発展したのか?その理由はどこにあるのか?★

  この答えを上記4つの視点で調べてみる。


 (1)埋め立てがかなり進んでいるので、新しく何かを発見することは難しいかも

   しれないが、震災関係であれば何か見つかるかも。

   昔の海岸線を示す痕跡(古い灯台の跡、桟橋、神社など現在に残っている

   旧海岸沿いにあったもの)を探していく、海の近くにあったと思われる

地名を探していくという方法もある。

   神戸市埋蔵文化財センターの遺跡地図を見れば、昔のだいたいの海外線が分かる。

  

 (2)なぜここに港が持ってこられたのかというバックボーンを考えてみるのも一つ。

   なぜ必要だったのか、どういう港だったのか…そこからの発展が続いて

今の神戸につながっている。

   大輪田泊と経が島との関係(良港にするために大規模工事を実施)を調べるのは

   おもしろい。

   大陸とのつながりで考えれば、難波津に行けばいいはずのところ、

なぜ大輪田泊に来たのか?これらの様子が分かるものは現在どこに行けば

見られるのかを調べるのも良い。

  

   「兵庫北関入船納帳」で瀬戸内沿岸の物資がどう集まったかが書いてあるので、

   瀬戸内全体を絡めて神戸の位置づけを考えるのも良い。


 (3)他の港ではなく、なぜ神戸に神戸海軍操練所が来たかの経緯を調べ、

   それが現在のどこへつながっていくのかを考える(最終的には広島の江田島)。

   神戸だけに注目するのではなく、広めで考えるのがよさそう。


 (4)神戸がこれだけたくさん埋め立ててどのように栄えていったのか、

   物流の拠点になったのかもテーマとして良い。

   新明和の工場の駐機場に向かう斜路への着目もおもしろい。

   新明和の斜路だけではなく、同じ時代の他のものがどう変遷していったのか、

   神戸で見ることができる遺跡、痕跡を通じて歴史の変遷を追っていくという

形にすると(1)~(4)の全てをカバーできる。


 ■祝!テーマ決定■神戸のイマとむかし~港町「神戸」はなぜこんなにも栄えたのか~


②直近の具体的な取り組み

 ・神戸がなぜ栄えたのかという視点で上記4つの対象に関して詳細情報を収集する。 

  担当割りをしたため、それぞれ担当のトピックを11月末まで調べる。

 ・11月末の帆船「みらいへ」乗船時の中間発表に向けた資料作成を行う。


◉今後の予定

 ・11月24日(日)

  今後の活動のイメージ作りのために中田先生も交えてミーティング


◉議事録記録者

 あんとも

 

チームで扱うテーマについては、各メンバーからいろいろなアイデアが出て

 なかなか決まらなかったのですが、神戸が栄えた理由を探ることを

 軸にすることで、皆の興味があることに取り組んでいくことができそうです。

 進めていく中でなかなか思うように進まないことなども出てくるかも

 しれませんが、吉崎先生やチームの皆さんと協力しながら

 やっていきたいと思います。

進めていく際には、自分自身が行ったことを控えておき、いずれ

 手法として共有できるように努めたいと考えています。

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