フィールドワーク場所:鳴門市
日時:2024年9月21日
目的:チームミーティングで決まった鳴門地域に赴き、その雰囲気を掴む
参加者:トモ tsuka4013 (敬称略)
昼前に鳴門駅前に集合。昼食後に鳴門ウチノ海総合公園へ行き、海越しに見える阿波井神社の鳥居を確認した。話の通り、鳥居のすぐ目の前が海であり、海洋と関係していることが示唆された。
その後、鳴門町土佐泊浦まで移動し、竜宮の磯を観察した(写真1)。かつては祠があったという話があり、また端に人工物と思われる石柱が建っていたが用途は不明だった。このここを入り口として徳島県道11号線沿いに車を走らせると同じような海岸がずっと続いている様子が見られた。また、近くに水中ジャングルジムと呼ばれる水中に沈む構造物があるとのこと。
次に大塚国際美術館横にある瓶浦神社に参拝した(写真2)。瓶浦神社の由来の書かれた石碑も確認した。石碑によると「奈良時代薩摩より素焼きの大瓶を朝廷に献上する船が鳴門を通過の時に風雨にあって転覆。今から千二百余年前 霊亀年間(715-716)海中にあるを発見。引き上げられた瓶をご神体として祀り」とあり、沈船から引き揚げられた瓶がご神体であることを確認した。社殿内も確認したが、ご神体とされる瓶は確認できなかった。
最後に日出湾に鎮座する日出神社へ参拝した(写真3)。日出湾ではかつて製塩の遺跡があることが報告されている。日出神社も阿波井神社と同様に海のすぐそばにあり、鳥居が海へと向いていた。
また、参道が鳥居から海へと続いている様子が確認された(写真4)。由緒書等は確認されなかったが、ネット上の情報によると毎夜にわたって怪火が出るために村民が地主神を祀ったのが始まりで、後に大神神社の分霊を合祀したとのこと。現在の御祭神が大国主命で、地主神の名に関する情報が見つかっていないが、海に関係する神だった可能性がある。社殿の中に書類があり、これによると平成21年に改築したと思われる。
その後に徳島駅で解散した。
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