
吉崎先生よりミーティング前に直近先生自身が関係している発掘調査や1月31日の「海洋総合知オンライン・シンポジウム「海洋文化遺産と市民科学」の案内
みらいへ乗船後の進捗状況の確認。
1.ファシリテータかまくらさん、体調不良につき出席不可
前回のファシリテータ鎌倉さんからの宿題の今回のテーマ
①基礎知識を全員で共有できるように、各人まとめる
②なぜ栄えたか?の視点でそれぞれの深堀り(仮説)
③仮説を検証するために何をするかの案出し
2.あんともさん
①神戸港の歴史を再確認中。
日宋貿易から神戸港開港までの歴史を再確認している。
②歴史的な物事が動いている中での栄枯盛衰などの印象が強い。そのあたりの調査に時間をかけているような状況です。
③もともとの自然の地形的な良港以外の要素や大和田の泊を平清盛が発展させた経緯なども調べていきたい。
先生からからアドバイス
平清盛の経歴で播磨の役職(兵庫県知事相当)も経歴もあり、現在の現座の大阪港近辺にはすでに既存の利権関係が発生していたので、平家が瀬戸内沿岸と密接な経緯を持っていたことも踏まえ、その手前の神戸の地に土地勘もあったことをあり、開発していったとも考えらられるのでその点を深堀すると良いかと思う。
3.ばちゅこママ
①基礎知識の共有に向けて
・神戸の地質・地形の特徴
・古代の海岸線
・中世の海岸線
・兵庫運河の歴史
・神戸大水害
・湊川隧道、新湊川隧道
・生田川の付け替え等
文献・検索により調査、抜粋してまとめ中。
また、災害時の遺物の行方?も調べたいが、
②なぜ栄えたか?(仮説)の深掘り③仮説検証の為の案出しと共に行き詰まっており、進んでいない。
4.セイジ
①QGISでデータを共有し、情報を可視化する。
QGISというフリーソフトの地図情報ソフトの操作の勉強からスタートしている状態ですが、国土地理院の画像データとか地図データとかを使って、海岸線の変遷などを確認しています。
②急峻な六甲山を背景とする地理から継続的な河川氾濫などで、常に当時の最新技術で修復(アップデート)されていたのではないかと想定。
③国土地理院の市域で戦争直後の1950年代の航空写真が利用できたので、和田岬の西側以降は、あまり埋め立てなどが進んでいない状態などが当時の写真からも確認できました。
現在の入手可能なデータの最新の海岸線は、少し前の台風の高波の被害もあったことあって、防潮堤の整備がされ、そのデータが公表されているので、それで比較が可能です。
以前、興味を持つきっかけにもなった、飛行艇用の斜路の航空写真など新旧や防潮堤の整備なども見え確認できました。
神戸市が公表している水害などのハザートマップ等と重ねてみると水害と埋蔵文化財包蔵地の関連性も確認できるのではないかと思います。個別の航空写真や古地図などとの合成や、埋蔵文化財包蔵地図は、神戸市のHPのGISからは、見られるのですが、データで公表されていないので、役所にデータとして見る方法がないか確認したいと思っています。
5.今後の工程
早い段階で、顔を合わせてお互いの調査状況を話し合う機会を設ける。
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